研究情報の公開について
研究情報の公開について(オプトアウト)
医療法人社団せいおう会(以下 当会)では、受診者の皆様の健康維持・増進のための健診業務を行うとともに、健診で得られた臨床情報および検査結果について詳細な検討を行うことにより、予防医学の発展を目指した医学系研究を行っています。
通常、医学系研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い、実施します。医学系研究のうち、健康診断或いは人間ドック受診者への侵襲や介入がなく、健診結果等の情報のみを用いる研究や、余った検体のみを用いる研究は、国が定めた指針(『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』)に基づき、対象となる全員の方から個別に、直接同意を得ることはしておりません。研究に関する情報を公開し、さらに拒否の機会を保障するようにしております。
これを「オプトアウト」と言います。
オプトアウトを行っている医学系研究は下記の通りです。研究への協力を希望されない場合は、下記文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。
当会を受診された皆さま
当会は下記の研究を実施しています。この研究の対象者に該当する可能性のある方で、健(検)診情報等が当該研究目的のために提供されることを希望されない場合は、下記の問い合わせ先にお問い合わせください。
- 研究課題名
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当会データベースに基づく多目的予防医学に関する疫学研究
- 研究責任者(所属)
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本井正代(医療法人社団せいおう会鶯谷健診センター産業保健部)
- 他の研究機関及び研究責任者
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小橋 元(獨協医科大学副学長/先端医科学統合研究施設長/医学部公衆衛生学講座主任教授)
- 本研究の目的
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- 喫煙量(Pack year)における肺機能及び慢性閉塞性肺疾患の自覚症状の変化
- 喫煙者における早期肺機能検査と慢性閉塞性肺疾患発生の予防効果
- 尿酸値と悪性新生物(肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん、膵臓がん、肝がん)発生との関連
- 脈波伝播速度と高血圧性疾患及び非致命的循環器疾患(心疾患、脳血管疾患)との関連
- 職業ストレス及び仕事関連因子とうつ発症との関連
- 職業ストレス及び仕事関連因子とメタボリックシンドローム及び肥満・脂質異常症・糖尿病・高血圧症発症との関連
- 職業ストレス及び仕事関連因子と非致命的循環器疾患(心疾患、脳血管疾患)発生との関連
- 職業性ストレス、仕事要因及び生活習慣と悪性新生物(肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がん、膵臓がん、肝がん)発生との関連
- 聴力及び視力低下のリスク要因に関する研究
- 労災二次健診受診者と非受診者の健診結果の変化
- 観察研究により特定保健指導有無における生活習慣とメタボリックシンドロームの変化
- 受診率の向上と受診者の顧客満足度の影響要因に関する研究
- 調査データの該当機関
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医療法人社団せいおう会
- 研究の方法(対象となる)
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平成20年から令和5年までの15年間に当会で健康診断又は人間ドックを受診した方
- 研究の方法(使用する情報)
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健康診断・人間ドックの検査結果、問診票の結果
- 資料/情報の他機関への提供
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無
- お問い合わせ相談窓口
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医療法人社団せいおう会鶯谷健診センター
研究責任者:産業保健部 本井正代