脂質について

総コレステロール

コレステロールは細胞やホルモンを作る大事な役目を果たしている脂質の一種ですが、多くなり過ぎると動脈硬化を引き起こします。

HDLコレステロール

善玉コレステロールと呼ばれ、悪玉コレステロールを運び出す働きがあり、動脈硬化を防ぎます。有酸素運動により増加し、逆に喫煙、肥満により減少します。

LDLコレステロール

悪玉コレステロールです。多くなり過ぎると、動脈硬化を促進させます。

non-HDLコレステロール

文字通り「善玉コレステロール(HDL)ではないコレステロール」で、動脈硬化に関する指標の1つです。(総コレステロール)-(HDLコレステロール)で算出されます。

LH比

(LDLコレステロール)÷(HDLコレステロール)で算出される動脈硬化性疾患の指標の1つです。総コレステロールが正常値でもLH比が高い場合は注意が必要といわれています。

中性脂肪

本来なら身体のエネルギー源となりますが、血中で多くなり過ぎると、動脈硬化を進める可能性があります。太り過ぎや食べ過ぎ、アルコールの飲み過ぎ、運動不足によって高い数値が出ることがあります。

動脈硬化の発生と進行