貧血検査

血清鉄

貧血の原因を調べる検査です。鉄は赤血球中のヘモグロビンなどに含まれ、酸素を運ぶ重要な働きをしています。体は常に鉄を必要とし、血液中に一定量を保つようになっていますが、鉄の摂取不足が続いたり、出血(月経も含む)などで排泄が増大すると減少します。鉄欠乏の主な原因には、消化器からの出血や痔、子宮筋腫や子宮内膜症などによる月経過多、極端な偏食などがあります。極端な低値、高値の場合は詳しい検査が必要です。
再検査・要精密検査になった場合は、内科または血液内科をご受診ください。

疑われる病気

高値 再生不良性貧血/肝硬変など
低値 鉄欠乏性貧血/感染症/がんなど

フェリチン

鉄欠乏状態を判断する検査です。フェリチンは鉄と結合して貯蔵するための蛋白のため、血清中のフェリチン濃度は組織内の貯蔵鉄量を反映します。鉄が欠乏した状態では低値、鉄が過剰な状態では高値を示します。組織が崩壊している場合、血中フェリチンが放出されることから肝障害、炎症性疾患、悪性腫瘍でも高値を示す場合があります。
再検査・要精密検査になった場合は、内科または血液内科をご受診ください。

疑われる病気

高値 再生不良性貧血/悪性リンパ腫/白血病など
低値 鉄欠乏性貧血など