リウマチ検査について

CRP

体内の炎症や組織破壊のある病気が発生すると血液中で増加します。

RF

慢性関節リウマチ、膠原病、結核などの慢性感染症、慢性肝炎、肝硬変、糖尿病、腫瘍性疾患などで高くなることがあります。

抗CCP抗体(高感度)/抗核抗体(高感度)

RFはリウマチ因子、CRPは炎症の強さ、抗CCP抗体は関節リウマチに特異度の高いマーカー、抗核抗体は膠原病における代表的なマーカーで、それぞれ関節リウマチの診断の指標です。RF、CRP、抗核抗体はさまざまな疾患で高値を示しますが、抗CCP抗体が高値の場合、関節リウマチの可能性が高くなります。ただし、関節リウマチは血液検査だけでなく症状や関節X線検査などの所見とあわせて総合的に診断することが必要です。抗CCP抗体が高値の場合は専門医をご受診ください。