婦人科内診について

子宮の大きさ・傾き具合、子宮筋腫などの大きな腫瘤の有無などを診察します。

子宮の断面図

主な所見

子宮頚管ポリープ

子宮の入り口(頚部)にでき、ほとんどが良性の腫瘍(ポリープ)です。痛みなどはほとんどなく、おりものの変化や出血がみられることがあります。小さなものでは経過観察になることもありますが、原則的には切除のうえ、精査が必要です。不正出血などを伴う場合や受診をすすめられた場合には必ずご受診ください。

子宮筋腫

子宮の筋肉に発生する良性の腫瘍で月経過多や不正出血、月経痛などがみられることが多く、重症になると貧血や頻尿、腰痛などの症状を認めます。治療を必要とするタイミングを逃さないために定期的な観察が必要です。自覚症状の変化や受診をすすめられた場合、貧血を認める場合は早めにご受診ください。